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一ヶ月
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闘病中、しばしリラックスして寝ているももです。
水がたまって、胸が苦しいけど、ちょっとおなかを見せて寝ています。
こんなももを見ているときが、辛い現実をしばし。。忘れられるときでした。

ももが天使ハムになって1ヶ月たちました。

毎日いっぱい思い出してたくさん泣いて、ももの歌を口ずさんで、私にとっては
長い長い1ヶ月でした。

心配するから、泣いてはいけない・・・とよく言うけれど、

私自身、悲しんでいる人にそう言ってしまったこともあるけれど、

愛情の分だけ悲しいのはあたりまえですよね。

たぶん、どれだけ時が経とうとも、大切な家族を失った悲しみは癒えないと
思います。。。

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毎日、何回も「ごはんの時間」をしたね、もも。
ぺろぺろ一生懸命に食べて、生きようとがんばってくれた。

いまでも、スーパーに行くと、
彼女の好物のかぽちゃやお豆腐をみてしまいます。

ベビーコーナーで離乳食用のフードを買っていたので、いまはちょっと
赤ちゃんを見ることもできません。だから、見ません。

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一緒に闘病した期間、彼女は動物の洋服を着た、「個人」になりました。

ももに限らず、死に近づく生き物は、どんどん本来の美しい姿に戻って
いくんだな・・・・と私は感じます。

私とももは、必要以上にはスキンシップはとらなかったので、健康な時の
ももは、べったりすぎる・・・ということはありませんでした。

でも、病気になり、介護を始めてから、彼女は私をいつも頼りました。
『人間と動物』 『飼い主とペット』 ではなく、
心と心、魂と魂のつながりが、そこにはあったのではないか・・・と
闘病生活を振り返って感じます。
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動物の心がわかる方がいて、
ももが私のことを大好きでいてくれたこと、
心配かけまいと頑張ってくれていたこと、
もっと一緒にいたいと思ってくれたこと、

を知りました。

それだけで十分。 私は本当にしあわせです。
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昨日、そのままにしていたケージを、ようやく片付けました。
もう大丈夫と思っていたのに・・・

今までで一番辛く、想像以上に悲しい時が私を迎えにきたのです。

大きな50センチのアクリルケース。ももがまだそこにいるようで、
なかなかしまうことなんてできませんでした。

泣きながら、ももの空間を大きなリネンで包んで、しまいました。
まわし車も洗いました。
三角のトイレはひのきのいい香りがしていました。

私のハムスターはもも。
いつか、またハムを飼うことがあれば、それはももの生まれ代わり
だと思っています。

小動物も流行っている時代、ごみ捨て場にハムスターやうさぎを平気で
捨てる人がいること、保健所に持ち込まれるのが犬や猫だけじゃなく
小動物も後をたたないこと・・・・
そんなことを知って本当に残念に思います。

ももはいつもそばにいます。また新しい命と出会い、その子が生きることを
あきらめない限り、
自分にできることをしていきたいと思っています。
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もも、ありがとう。
見守っていてね。

そして、みなさん、長い間、メモリアルにお付き合い頂き、ありがとうございました。
本当は2月11日の49日まで続けようと思いましたが、辛くなってしまい、
終わりにしようと思います。。
残りは心の中でももと静かにお話していこうと思います。

いつまでも しんみりモードでごめんなさい。
日常生活は元気なのでご安心くださいね。
元気になります。

もも:『みなさん、いままで、ありがとうです。ももは、もうすぐ天国へ
    おひっこしするけど思い出してくれるひとのところには、
    テレポートできちゃうんだよ!天使のとくてん!すごいでしょ。エヘ』
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by milprimavera | 2011-01-26 00:33 | momo
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