実家の父が飼いはじめた「めだか」ちゃんたち。 今回の帰省、この子たちに会うのもとても楽しみにしていました。 もう卵から孵った赤ちゃんめだかもたくさんいました。 めだかは、目の前に動くものがあると、とりあえず口に入れて食べようとする習性が あるため、稚魚は別にしないと親に食べられてしまいます。 というわけで、ベビールームはこちらの鉢。 わかりにくいのですが、小さい赤ちゃんメダカがいるの、わかりますか? とっても可愛かったです。 睡蓮鉢で飼っているため、上からしか見れないのですが、臆病なのですぐに ホテイアオイ(浮き草)の下に隠れてしまいます。 それにしても、エンドレスに増え続けるめだかちゃん、これからどうなるのでしょう? 寿命は1年くらいらしいです。 枝垂れ桜の下が日陰になるので、外で飼っています。生きものがいると、毎日 「どうしてるかな?」と気になるし、明日がくる楽しみが増えますね。 昔から日本の川に生息しているニホンメダカ(クロメダカ)は、絶滅危惧種に指定されて いるそうです。農薬や、生活排水、工業排水によってメダカが生息できる水質が失わ れたり、観賞用のメダカ(ヒメダカやシロメダカなど)を放流することで、生態が乱れた ことが原因のようです。父も最初は、 「メダカを増やして川に放流して日本のメダカ絶滅を防ぐ」なんて言っていましたが、 品種がはっきりしないものは放流してはいけませんよね。 先日、朝の情報番組で、こんな実験を行っていました。 コップ1杯の牛乳を水槽に流すと、魚は死んでしまいます。では、魚がまた元気に 生息できる水質に戻すには、バケツの水を何杯たせばいいのでしょうか? 子供たち向けの実験ですが、実際にバケツリレーで実験したところ、なんと150杯。 これがお味噌汁だとさらに多くの水が必要で、油では9000杯。 これはショックでした。 カレーを食べた後のお鍋に、食器用洗剤をいれておけば、つるんと汚れが剥がれて あとは流すだけ、奥さんラクラク、、、なんてCMがありますが、とんでもないのですね。 紙で汚れをふきとってから洗えば、油や汚れが下水に流れていくのを防げますし 洗いものも早く済むということを実践して実感しました。 一人一人がこういうことに気を配ることが、本物のエコじゃないかな~と思いました。 よい食べ物を選んで体を守るのも大切かもしれないけど、その食べ物が健康に育つ 環境から考えないと・・・。そして、私達も消費するだけではなく、「ありがとう」の 気持ちをもって、自然に返す方法に気を配っていけたらなと、健気に生きる小さな めだかちゃんファミリーを見て思ったのでした。
by milprimavera
| 2010-08-21 23:50
| diary
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